10月22日(土)、阿賀町文化福祉会館にて開催された第20回合唱組曲「阿賀野川」を歌いつぐ会。
アトラクションとして地元の阿賀野川混声合唱団による演奏発表が行われた。
阿賀野川混声合唱団は、合唱組曲「阿賀野川」が初演された翌年の平成4年に結成された。
それから20年間、合唱組曲「阿賀野川」を三川中学校や近隣の合唱団とともに歌い継いできた。
それから20年間、合唱組曲「阿賀野川」を三川中学校や近隣の合唱団とともに歌い継いできた。
代表の柾木ゆり子合唱団長は、アトラクションの中で次のように語った。
今年も三川中学校の皆さんと一緒に「阿賀野川」を歌うとができて、とても幸せに思います。
今年は、3月11日の東日本大震災をはじめ、日本中に次々と災害が起こりました。
7月末の新潟・福島豪雨では、かつて経験したことのないような被害に遭われた方も多く、阿賀町の皆さんも大変にご苦労されました。
私も不安になったり、毎日の生活が落ち着かない時もありました。
でも、久しぶりに合唱練習を再開してからは、少しずつ気持ちにゆとりを持てるようになりました。
一緒に歌える友達がいることや、毎年中学生の皆さんと一緒に歌い継いできた「阿賀野川」の存在は、心の支えです。
アトラクションでは、「川はだれのもの?」をはじめ全5曲を歌い上げ、熟練されたハーモニーを響かせた。
その深い歌声に観客は聴き入り、会場は優しい空気に包まれていた。
演奏曲
1. 川はだれのもの?
(作詩・作曲/みなみらんぼう)
2. 赤とんぼ
(作詩/三木露風 作曲/山田耕筰)
3. 県民の曲《新潟の賛歌》より 朱鷺のうた
(作詩/中村千栄子 作曲/岩河三郎)
4. 県民の曲《新潟の賛歌》より 秋の祈り
(作詩/中村千栄子 作曲/岩河三郎)
5. ほほえみ
(作詩/小田切清光 作曲/鈴木憲夫)
阿賀野川混声合唱団の年内演奏発表会出演予定
11月20日(日) 阿賀町文化福祉会館
12月4日(日) 阿賀町みかわ会館