平成24年2月29日、阿賀町立三川中学校にて、「合唱×ROCK『阿賀野川』中間発表試聴会」が開かれ、卒業を間近に控えていた3年生にできたてホヤホヤの音源を届けることができた。
原曲「合唱組曲『阿賀野川』」を20周年目に歌い継いだ彼らには、どう感じたのだろうか。
当日書いてくれた感想文をシリーズで紹介する。
1.「阿賀の里」
ロックになっても「阿賀野川」だと、むしろ情景がわかりやすくなり、
とても親しみやすくなった。
女性2人の声が透明感があって素敵。
改めて音楽ってすごいと思った。
2.「ふるさとの将軍杉」
三線が入って趣きがあって面白い。
合唱では口笛になるところがオカリナで演奏されていて、響きが深くよかった。
ギターと三線が重なり合うところが、現代と古代が合わさっているようでとても不思議だった。
3.「羽越大災害」
とても迫力があり、スピード感があって川が氾濫している様子が伝わってくる。
半鐘の音がシンバルで入っていて、ピアノの伴奏より半鐘っぽく感じる。
4.「悲歌」
とても悲しさが伝わってくる。
悲しみから立ち上がる部分「私は水底の友に叫ぶ」のあとも良さを殺していなくてすごかった。
5.「光にむかって」
リズミカルで明るさが伝わってくる。
ボーカルのハモリがとてもきれいで、情景が変わることがわかりやすくとてもよかった。
まとめ
自分たちが歌っていたものが、変わったようで、でも根本は変わらなくて。
ロックで「阿賀野川」をもっと引き出していてとても驚いた。
(3年生男子生徒)
・想像していたものとは違って、とてもPOPな曲で良いなと思いました。
・ROCKでも「阿賀野川」が表現されていて感動しました。
・「阿賀野川」を歌いつぐ会のように、たくさんの人に聴いてほしいと思いました。
・発売したら買おうと思います。
・これからもたくさんに人たちに、大災害の辛い経験を知ってもらいたいです。
・私は特に第五曲「光にむかって」が好きです。
(3年生女子生徒)
1.「阿賀の里」
J-POPの曲を聴くような感覚で聴くことができました。
合唱とROCKを合わせるだけで、かなり変わっていてびっくりしました。
2.「ふるさとの将軍杉」
将軍杉のイメージがしやすくてとてもよかったです。
3.「羽越大災害」
暗く激しい曲ですが、明るく聴くことができました。
4.「悲歌」
悲しいところを前向きになることろがすごくわかりやすかったです。
5.「光にむかって」
出だしの部分がかっこよくノリノリな感じでよかったです。
(3年生男子生徒)